鹿屋航空基地史料館に行ったぞ そのⅡ
日記
《引き揚げられた2機の零戦を使い、完全修復された零戦》
ここには海軍航空の歴史・発展、兵力の興亡などを多くの資料や写真を使い紹介していますが、後で触れる特攻作戦を描いたコーナーを見ては、むなしさしか覚えませんでした。
しかし10代、20代の若者が南の海に散っていったことを知ってもらう場には十分なります。私たちは決して忘れてはなりません。
2階展示物


《機銃や兵士たちの装備品など》 《中央に陣取り人目を引いた零戦》


《隊員名簿や遺品・遺書など》 《壁には隊員たちの遺影が》
ここの展示物で一番に目につくのが隊員たちの遺書・遺品。日の丸寄せ書き、辞世の句などもありました。
基地周辺住民との触れ合いを書いた資料などもあり、少しは救いも。彼らもここでは国元の両親に想いを馳せるなど、くつろげたのではないでしょうか。
それにしても遺書や辞世の句を読むにつけ、こみ上げるものがありました。
国のためにと死んでいった彼らの思いには頭が下がりますが、彼らをそこまで追いやった為政者や当時の風潮には怒りを禁じ得ません。
そして思うことは、こうしたことを絶対に繰り返してはならないということ。
駐車場に止められていた車の半数は県外ナンバー。皆さんも機会がありましたらここを訪れ、不戦の誓いを新たにして欲しいものです。
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