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やっぱりゴンが可哀そう

日記
12 /22 2017
                                        【晴れ・0度】
DVDで新美南吉の「ごんぎつね」を初めて観ました。
初めてといってもDVDが初めてということで、もちろん絵本ではずいぶん昔に読んでいました。

DVDといってもアニメではありません。
絵本作家の黒井健さんが描いた絵に合わせて今は亡き俳優の大滝秀治さんの語りが入る、いわば電気紙芝居といったところ。


それにしても表現が豊かで優しい大滝さんの語り口のすばらしいこと。
ずんずん引き込まれていきました。

さらに、ところどころで挿入された音響の効果で絵本とは違った味わいが。

日本国民のほとんどが知っていると言っても過言ではないのでストーリーは書きませんが、この作品も受け取り方が難しい。


何かの寓意を含んでいるのかもしれませんが、よく分からない。

言えることは、ゴンの哀れ。
ゴンのいたずらに始まったこととはいえ、なぜ死なないといけなかったのか。これ、昔から自分が持っていた義憤でした。

最後に兵十が「お前だったのか。いつも栗をくれたのは」と訊いたのに対し、ぐったりなったゴンが目をつぶったまま頷く場面なんか、もう涙なみだ。

繰り返しになりますが、なんで新美さんはゴンを死なせたのかな。


このDVDは知人のヤングママからお借りしたもの。今でも読み語られているようです。



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コメント

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No title

ハッピーエンドを必ず迎える物語は、途中残酷描写や悲劇をはらみますね
終幕のハッピーが強調されるように。
幸せな物語がラストでずどんと谷底へ落ちるバッドエンドと対照的で。
おだやかな日常がずっとおだやかだったら物語にならんので、
さじ加減が難しいと言えましょうか。
ラストでごんが死ぬだけだとなんだこれ、だけど、
幸せ描写もあるから際立つというか。

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てかとさん

新美さんにも何らかの意図があったんでしょうね。
展開の意外性や読者をひきつける終幕など童話とはいえ読ませる術を心得ているんだなと思うことでした。
それでもやっぱり生かしていて欲しかったな。

No title

ミドリノマッキ-さんこんばんわ

「ごんぎつね」小学校以来ですかネ
内容全く忘れてました
今度読み直します

No title

大切な存在の最後の願いを叶えられなかった悔しさ悲しさ
邪魔をされた恨み

知らなかったとはいえ到底許されないような酷いことをしてしまった 後悔 償い

確かに最後すれ違いであんなことになってしまったのは悲しいですね
昔は「狐かわいそう」だけだったのですが今はより考えさせられる物語です(・ω・)

No title

これですよね~、なんともやりきれない気分になりますよね~。
なんていうんでしょう、この理不尽さといいますか、思うようにならない感といいますか。でも、こういったらなんですが、幸せに終わる話は満足ではありますが、それ以上深く問いかけたり自分を見つめなおしたりってしないですよね。理不尽だからこそ、なんで?なんで?って問いかけるのだと思います。なんで?って考えさせるのが、著者の狙いかもしれませんね^^

No title

かわいそうですよね。私も好きな話ではありません。
だけど、こんなこともあるってこと、気持ちの行き違いが悲劇になるってことを物語りで知っておくことは大切なんですよ、きっと。
現実に悲惨なことになってからじゃ遅いこともありますから。それを物語で学んでおく。ここに意義があるんじゃないかなと。
新美南吉の童話全集、持ってますもん。
ユーモアのある話、あたたかい話、いろいろあります。すっごく才能ある作家だと思ってます。

金柑頭さん

ありがとうございます。
殆どの人が一度は目にしている話ですね。
そして忘れてる。あるある、です(^^♪
読み直してみてください。
小さいとき読んだ思いとまた違ったものを感じると思います。

みけねころんそうさん

最後に、「栗をくれたのはお前だったのか」と問われたゴンは嬉しかったのではないでしょうか。
贖罪のつもりでやってきたことを分かってもらえた喜び。報われた思いがしたのではないのか。
結末は悲しいですが、そう受け止めたいです。

カラスさん

そうか、そういう見方もありますね。
だとしたらなおさらつらいですよ。
童話なんだからハッピーエンドにしてやれよっていう気分。
これ、童話ですよね?

馬場亜紀さん

ですよね。何もかもうまくいくとは限らない。
どっかで行き違ってしまうこともある。
ハッピーエンドの話ではその辺はうまく伝えられませんね。
でも、童話の中でそんなことを教える。南吉、スゴイ。

ミドリノマッキー

ぴょん吉さんに描いていただきました。いいでしょう(^^♪

古希とやらがもう目前。(あと1年) 体力気力ともまだまだ充実。元気な百歳を目指します。
趣味は読書に将棋。音楽鑑賞。
娘の影響で、トランペットを始めました。60の手習い?
そんな私ですが、これからも多くの方々に教えを乞いながら、さらに頑張っていきます。