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農業の守り神・「タノカンサア」

日記
07 /04 2017
皆さんは「田の神」ってご存知か。
この神様、当地では「タノカンサア」と呼ばれ、田んぼを守り、豊作をもたらす農業神として崇められてきています。

             tanokami.png
                  《癒されますよ~♪》

写真の田の神像は高さ70cm、幅33cm。桃色の美しい、やや柔らかい凝灰石の丸彫り。頭巾をかぶり、表情は穏やかで可憐。服は括り袴風で、右手にメシゲ、左手に鈴を持つ。八角形の台石に寛延四幸未年四月吉日(1751年)とありました。

我が町ではこの像のほかに約140体が確認され、田んぼのあぜ道や川のほとり、また田を見渡せる小高い丘などに鎮座まします。

像はどれも同じぐらいの大きさで、着ている服や手に持っている品物などに若干の違いはあるものの、どの神様も写真の像と同じようにふくよかで穏やかに微笑んでおられます。



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コメント

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No title

この丸みをおびた体が、福と豊作の到来を思わせてくれますね。
「田の神さあ」と書くのですね。
ちょっと調べてみたら色々な神様がいるようです。
なかにはユーモラスな外見をしている神様もいるようですね^^

こんばんは

「田の神」、申し訳けありません。
初耳です。
でも、八百万の神がおわす日ノ本であれば
いらっしゃるかもしれません。

カラスさん

ありがとうございます。
うちら辺りではあちこちで出くわす身近な存在。
大きさ、容貌など様々ですが、どれも愛らしく慕われています。
農業の神というより地域の守り神といっていいほどの存在です。

ichanさん

他県の方にはあまり馴染みはないと思います。

田の神信仰は江戸時代から始まった旧薩摩藩独自の文化で、田の神像は鹿児島県本土と宮崎県南西部でしか見られない石像です。
土着の民に根付いた神様としてこれからも引き継がれていって欲しいと思います。

No title

タノカンサア、沖縄弁っぽい名前ですね。

石像が摩耗してて解り辛いですが、頭巾かぶって腹が出て、手に何か袋の様な物を持って・・・
どことなく大黒天の様に見えます。

山田さん

まさにその通り(^^♪
腹の出っ張りがユーモラスで安心感を誘い、石造りとは思えない暖かさを感じさせる神様です。
地域の農民たちに愛され、共にあったのでしょう。

ミドリノマッキー

ぴょん吉さんに描いていただきました。いいでしょう(^^♪

古希とやらがもう目前。(あと2年) 体力気力ともまだまだ充実。元気な百歳を目指します。
趣味は読書に将棋。音楽鑑賞。
娘の影響で、トランペットを始めました。60の手習い?
そんな私ですが、これからも多くの方々に教えを乞いながら、さらに頑張っていきます。