二度と許してはならない
日記
《静かにたたずむ「桜花の碑」》
1週間ほど前に「桜花の碑」を訪ねたことを書きました。
「桜花」って何?若い方たちはもとより年配の方でも知らない人が多いのではないでしょうか。
桜花とは、爆弾にロケットエンジンと翼と操縦席を つけただけの特攻兵器。
自力で離陸できない桜花は母機の一式陸攻の腹部に取り付けられて出撃。目標とする戦艦の近くで切り離され突入する、まさに自爆攻撃。


《桜花・ただ当たるだけ》 《二度と帰らぬ出撃》
我が街鹿屋市にあった基地からもそんな特攻機が飛び立ちました。まだ15歳から20歳ぐらいの若者たちです。
史料館の資料によると、素直で明るい青年たちで住民とも打ち解け合い交流していたといいます。
現在も海上自衛隊の基地として存続する鹿屋基地から西へ約2キロの地に、この碑はあります。
出撃前夜に水杯を交わして別れを惜しんだという地に立ったとき「彼らの心情はいかばかりか」と悲嘆にくれると同時に、当時の政府、軍部に対し激しい怒りを覚えた自分でした。
思えば、今でいう高校生ですよね。もうすぐ終戦の日。
もうこんな思いはしたくないし、誰にもさせてはなりません。
日々の出来事ランキング
スポンサーサイト