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改めて思い知らされた賢治の凄さ

日記
05 /26 2017
ブロ友さんの「本はいろんなことを教えてくれる」の言葉に触発されて久しぶりに本を読んでみることにしました。

そこで選んだのが本棚の隅に眠っていた文庫本の宮沢賢治「風の又三郎」
この文庫本、昭和四十六年八月十日(十七刷)発行の古本。まさに「眠っていた」ものを揺り起こしたようで、本自身もビックリするとともに再び日の目を見て喜んでいるのでは。。。

標題の「風の又三郎」のほか、11の短編から成る童話集。一気に全篇読破しましたが、どれをとっても心に残る作品ばかり。

賢治の作品は、地方の訛りがふんだんに使われ、素朴で泥臭い。意表を突かれる言葉使いや思いもつかない比喩に驚かされます。
そして作品の中に隠された思い、主張に突き動かされて読了した後にその先の物語を自分勝手に思い描いてしまう。楽しくもあり、怖くもあるつくりだと思います。

特に印象に残ったのが「注文の多い料理店」「オッペルと象」「セロ弾きのゴーシュ」の3篇。

中でも「注文の多い料理店」

またまた漫画の話になり恐縮ですが、若者の間で大人気の、人間と食人族の戦いを描いた「東京喰種トーキョーグール」という漫画・アニメがあります。
この中で人間を美味しく食べるために身体を洗わせたり着替えさせたりと誘導するシーンがあるのですが、これってまさに「注文の多い料理店」そのもの。

自分が言いたかったのは賢治作品の凄さ。

約100年前の作品がこうした若者の人気マンガに影響を及ぼすんですからたまりません。まあ、読み直してみると「注文の多い料理店」自体がダークファンタジーと呼ばれる今どきのジャンルにすっぽり収まる。
そんな先駆性もあるんだと驚嘆した次第です。



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ミドリノマッキー

ぴょん吉さんに描いていただきました。いいでしょう(^^♪

古希とやらがもう目前。(あと2年) 体力気力ともまだまだ充実。元気な百歳を目指します。
趣味は読書に将棋。音楽鑑賞。
娘の影響で、トランペットを始めました。60の手習い?
そんな私ですが、これからも多くの方々に教えを乞いながら、さらに頑張っていきます。