もと来た道をたどってはならない
日記
こんばんは。
昨日の「大岡昇平作『野火』を読んで」の中で、大事なことを書き落としました。
まずは次の文章をお読みください。
大岡さんが、主人公の「私」の口を借りて語っています。
―この田舎にも朝夕配られて来る新聞紙の報道は、私の最も欲しないこと、つまり戦争をさせようとしているらしい。現代の戦争を操る少数の紳士諸君は、それが利益なのだから別として、再び彼らに欺(だま)されたいらしい人たちを私は理解できない。おそらく彼らは私が比島の山中で遭ったような目に遭うしかあるまい。その時彼らは思い知るであろう。戦争を知らない人間は、半分は子供である。―(本文より抜粋)
このことです。
私は昨日の記事中で、反戦の「反」の字も出てこない、なんて書きましたが、この文章を見る限り立派に反戦を主張しています。
それも痛烈な皮肉を込めて。
大岡さんは現在の社会情勢を予見したごとく語っていたんです。
もし、この場におられたら次のような趣旨の話をされるのではないかと、勝手に思うことでした。
現在安倍政権がごり押ししようとしている安全保障関連法案へ関心を示さず、目をつぶるなら、また昔の道をたどることになる。そして後悔することになる、と。
今、声を上げるべきときですです。 「絶対反対と」
昨日の「大岡昇平作『野火』を読んで」の中で、大事なことを書き落としました。
まずは次の文章をお読みください。
大岡さんが、主人公の「私」の口を借りて語っています。
―この田舎にも朝夕配られて来る新聞紙の報道は、私の最も欲しないこと、つまり戦争をさせようとしているらしい。現代の戦争を操る少数の紳士諸君は、それが利益なのだから別として、再び彼らに欺(だま)されたいらしい人たちを私は理解できない。おそらく彼らは私が比島の山中で遭ったような目に遭うしかあるまい。その時彼らは思い知るであろう。戦争を知らない人間は、半分は子供である。―(本文より抜粋)
このことです。
私は昨日の記事中で、反戦の「反」の字も出てこない、なんて書きましたが、この文章を見る限り立派に反戦を主張しています。
それも痛烈な皮肉を込めて。
大岡さんは現在の社会情勢を予見したごとく語っていたんです。
もし、この場におられたら次のような趣旨の話をされるのではないかと、勝手に思うことでした。
現在安倍政権がごり押ししようとしている安全保障関連法案へ関心を示さず、目をつぶるなら、また昔の道をたどることになる。そして後悔することになる、と。
今、声を上げるべきときですです。 「絶対反対と」
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